最近はクラフトビールが増えてきたなど
言葉を聞くことがあり、
そうなんだと思っていますが
クラフトビールとは?
そもそもビールとは?
とおもったので 今回の書籍を読みました
- ビールの歴史を知りたい
- ビールの種類を知りたい
- 海外ビールを楽しみたい
という方に有効な書籍・図鑑です
タイトル
- 新版 ビールの図鑑
著者
- 一般社団法人日本ビール文化研究会
内容
新版 ビールの図鑑 は
- 世界のビールの紹介
- ビールの基礎知識
- もっとビールを楽しむ方法
が記載されています
そもそも ビール ってどんなお酒?
ビール:麦酒 麦を原料とした醸造酒です
基本材料
- 麦
- ホップ
- 水
- 酵母
で、他に 副材料が入ることもある
ビールの種類は スタイル と呼ばれる
スタイル は 大きく 3つに分かれる
- エール(上面発酵ビール)
- ラガー(下面発行ビール)
- 自然発酵ビール
日本で有名は キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー
などで主力商品として販売されているものは
ラガー が多い
基本用語 として
アロマ : 飲む前に鼻から感じる香り
外観 : 色、透明感、泡立ち、泡もちなど
グラスに注いだ状態
ボディ : のどを通り越す抵抗感
さらりと飲み込めるものは 【ライト】
どっしりと重く通りすぎるものは 【フル】
中間は 【ミディアム】
フレーバー : 口に含んだ際に感じる香りや味わい、
バランス、後口など 香味ともいわれる
があります
世界のビール紹介
世界のビール紹介 は
- ビール発祥のヨーロッパ
- アメリカ
- アジア
- 日本
の順に ビールを紹介されています
また、主要な国別ビールメーカーのインデックスや
商品の紹介・データなども記載があります
データイメージは 下のような感じです

ビール発祥のヨーロッパ
ビール発祥のヨーロッパの
ドイツ、ベルギー、イギリス・アイルランド
のビールの概略です
その他 オランダ イタリア 他 いろいろあります
日本になじみ深い ラガー発祥の地
法律に守られた純粋なビールが魅了
1300か所の醸造所、500種類以上の銘柄がある
ドイツの主なスタイル
- エール
- ラガー
1000種類以上のビールの銘柄がある
ハーブやスパイスを用いたものが多くある
ベルギーの主なスタイル
- エール
- 自然発酵
香り豊かなエールを楽しむ
全体的にやさしい味わいで、ロースト感、アルコール感のある
しっかりしたものが多くある
イギリス・アイルランドの主なスタイル
- エール
アメリカ
アメリカのビールの概略です
大手メーカー
バドワイザー、クアーズ、ミラー などは
アメリカンラガー と言われています
喉の渇きを癒し、のどごしがよく、苦みも少ない
ライトなラガーです
その他、個性豊かなエールなどの
クラフトビールもある
アメリカの主なスタイル
- エール
- ラガー
アジア
アジアのビールの概要です
すっきりした味わいのラガーが多い
ヨーロッパから各アジアへビール文化が発展した
- インドネシア は オランダ
- フィリピン は スペイン
- ベトナム は フランス
と植民地支配国の影響も大きい
日本
日本のビールの概要です
キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー・オリオン
の5社体制で主力商品として販売されているものは
ラガー が多い
1990年代半ば以降から 全国各地で地ビール
2000年代半ば以降から クラフトビール
も出てきています
ビールの基礎知識
ビールの基礎知識 は
- ビールの歴史
- ビールのおいしさの秘密
を紹介されています
ビールの歴史
ビールの歴史
【古代】 ビール醸造の最古の文字の記録は 紀元前3000年頃 メソポタミアのシュメール人が くさび形文字で粘土板に刻んだものです 歴史の教科書に出てくるレベルです
【中世】 キリスト教の布教とビール 8世紀後半キリスト教を広められた時 修道院には、ワイン・ビールの醸造が義務付けられた
【近代】 ラガービールの登場 15世紀のバイエルンで、低温で発酵が進む事例が発見され 天然氷とビールを洞窟で春まで貯蔵(ラガー)する方法が生まれた 1842年に黄金色のピルスナービールが誕生
【近代】 近代ビールの3大発明 1:1873年 アンモニア冷凍機の発明で 醸造が1年中可能になった 2:1876年 低温殺菌法がビールでも有効と発表 保存期間・輸送範囲が広がる 3:1883年 酵母の純粋培養法 純粋な酵母は均一で良質なビールの大量生産が可能に
感想
ビールの基礎的なことが分かったように思います
私が好きな
- オランダの ハイネケン
- 中国の 青島ビール
の紹介もあり、それぞれが どのようなビールで
スタイルがどのようなものかわかった
それで今後は スタイルを確認することで
自分の好みに近いものを確認できるようになったので
より 海外のビールを楽しめる機会が増えると思います
参考に私の好みのビール・スタイルは
ラガー
アロマ 中程度で甘い香り
フレーバー 苦みが強め
外観 クリアでゴールド。クリーミーな泡
ボディ ライト~ミディアム
という感じです
今回の書籍に興味を持たれた方は
下のリンクから購入できますのでどうぞ
参考
お酒に関しての書籍の
紹介・まとめ・感想 は 下リンクを参考にしてください