書籍「がん保険のカラクリ」を読んで

がん保険のカラクリ 書籍

2023年3月胃の調子が悪いと言って近所の病院で胃カメラを飲んが父(75歳)が胃がんだと言われました。そのことを受けて父の心配と自分自身の体も不安になりました。母も3年前に71歳の時にがんで亡くなっているので私にとってがんはかなり身近なものになってしまいました。

父の病状などはまだ検査段階なので詳しくはわからない状態ですが、見た感じ食欲も落ちていないのでそんなに急に変化はないのではとちょっと楽観しています。

病状もそうですが、医療保険も気になり父に保険は入っているのか確認するとがん保険(アフラック)は入っているとのことでした。補償内容は確認していませんがとりあえず何か出るのでしょう。父に聞いても保険内容の詳細は出てきませんでしたので、治療費を支払ってから保険屋に相談しようと思います。

そこで、自分自身のがん保険について考えるため、書籍「がん保険のカラクリ」を読んでみました

書籍「がん保険のカラクリ」を読んで

書籍「がん保険のカラクリ」の著者はライフネット生命保険の社長です。その社長が「がん保険のカラクリ」という書籍を出しているので前から気になっていましたので、この機会に読んでいました。

結論

書籍を読んで、私としての「がん保険」に関する結論は、

50歳以降で貯蓄がない場合は必要なものと考えます。

50歳それより若くして、がんになる場合もありますが確率的に低いのである程度のリスクはしょうがないと思います。

貯蓄がないに関しては、ざっくりと100万円~の貯蓄があれば、がん保険に入る必要がないと思います。それは、書籍内でも紹介されている「がん治療費ドットコム」(https://www.ganchiryohi.com/)を参考にすると、高額医療費制度を使用することで、下表のイメージとなります(全てが当てはまりはしないと思いますが、治療費のイメージがつかめると思います)。下表ぐらいの治療費で済むのであれば、100万円~の貯蓄で十分にまかなえると思います

症状・治療年間額
早期胃がん
 → 内視鏡治療
1年目
 →12万円
2年目以降
 →3万円
早期胃がん
 → 腹腔鏡手術
1年目
 →12万円
2年目以降
 →3万円
胃がん
定形手術
+術後再発予防抗がん剤治療
1年目
 →43万円
2年目以降
 →5万円

内容

書籍「がん保険のカラクリ」は、がん保険以外に、医療保険・生命保険に関しても記載があります。第6章まであるうち、がん保険にのみ絞って書かれているのは第1章だけです。

医療保険・生命保険に関しても、保険を販売している側からの意見が書かれていて参考になるので、がん保険だけでなく、医療保険・生命保険を検討する場合に役立つと思います。

感想

書籍「がん保険のカラクリ」の著者はライフネット生命保険(https://www.lifenet-seimei.co.jp/)の社長です。もちろん、ライフネット生命保険には「がん保険」が商品ラインナップとしてあります。

商品としてラインナップがあるのに、その社長ががん保険に対してよいイメージがないように感じられて面白い書籍だと思います。

実際に保険を検討する人にとって重要なことを考えられているのだとも取れるので、ライフネット生命保険はいい商品があるのかもしれません。次回の保険の見直し時には検討させてもらおうと思います。

そして、一般社団法人 生命保険協会(https://www.seiho.or.jp/data/billboard/introduction/content04/)生命保険の基礎知識 で 預貯金は△、保険は□ と説明されています

預貯金は△

預貯金は少しずつ貯めていきます。「もしも」の場合に十分なお金が確保できているとは限りません。

保険は□

保険は「もしも」のことがあった場合には、あらかじめ決まったお金が受け取れます。

これだけを考えると保険がよいと考えられるのですが、
預貯金は、「もしも」の場合がなければ他のことにお金を使用できますが
保険は、「もしも」の場合がなくて掛け捨て場合は後からお金は帰ってきません
このような、メリット・デメリットがあるので自己判断で預貯金・保険を選ぶ必要があるのです。

今回の書籍を読んだ私の意見として
預貯金がたまるまでは小額な保険をかけておき、ある程度たまったら保険を解約するのが正解かなと思います。ただし、100万円~を貯めるのって結構大変なので、保険をかけ続けるのも一つの正解かもしれませんね

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