マンガ家:ゆうきまさみさん の 作品の感想など
ゆうきまさみさんの作品は
全体的に柔らかい世界感があり
ちょっとひねくれた感じのキャラクターが
独特な雰囲気を出し、つづけて読みたくなります
- ゆるふわっとした作風
- 独特なキャラクタが多く印象的
で 古い作品でも何度も読み直してしまいます
作品の概略
今回 2作品は
- 近未来の警察のロボット
- 近未来のアンドロイド
がメインの内容で、
そのロボット、アンドロイドが中心です
どちらも機械が出てきますが、
メカに詳しい人が興味を持つような内容は
ほぼ 出てこず 人間関係・ギャグで
話しが進んで 誰でも読みやすいと思います
それぞれの作品の 紹介・感想など
機動警察パトレイバー
近未来の警察のロボットのお話です
近未来としていますが、
作品自体 1980年代のもので
その当時の近未来の2000年代をイメージされています
主人公は、ボーイッシュな小柄の女性
ロボットが好きで、警察ロボットに搭乗し、
事件・犯罪に対応していく といった内容です
物語の序盤は
簡単な事件の対応や訓練
署内での生活などがメインですが
中盤以降は
テロ・国外の軍事産業用機械との戦闘など
戦うシーンが多くなって、
人間関係の部分でもシリアスな部分が多くなります
ただ、
主人公・その周囲のふわっとした空気感で
作品自体読みやすいものになっています
1980年代でロボットもので、
主人公が女性で、すがすがしい感じの作品は少なかったので
ちょっと珍しい作品だったと思います
究極超人あ~る
近未来のアンドロイドが出てくる学園()コメディーものです
近未来としていますが、作品自体 1980年代のもので
アンドロイドが出てくるので、私は近未来と表現しています
作品の中の世界観は、昭和が色濃く表れています
作品の舞台は、高校で
主に部活動(光画部:写真部のようなもの?)の内容です
主人公はアンドロイドで、
能力全般が人間相当、思い込みが激しく、
白ご飯がエネルギーで、いつも学生服を着ている
といったキャラクターです。
世界征服のため、マッドサイエンティストの博士に作られたが
主人公本人は記憶喪失、作った博士もすごく物忘れが激しいので、
世界征服はなかなか進まない って感じです
作品の流れは、光画部に入った主人公が
光画部の OB・OG・現役生 と
学校・部活動生活を楽しく?過ごしていく内容です
全てにおいて ギャグが織り込まれていきます
その内容は、元ネタを知っているひとにとっては
とても面白いものだと思いますが、
今その元ネタがわからない人にとっては
なんか面白いのかもって感じになるかもしれません
昔懐かしいギャグ・特撮がいろいろ出てくるので
昭和後半を懐かしめます