こどもがはじめての一人暮らしをはじめるので
いろいろと心配になります
うちは田舎で一戸建てに住んでいるので
子どもがはじめての集合住宅の環境になじめるか心配です
そんなときに
タイトル:マンションの「音のトラブル」を解決する本
著者 :井上勝夫
が目にとまりましたので読んでいることにしました
書籍の構成は下の8つです
- マンションの音はなぜ気になるのか
- 音の正体を知る
- どんな音が問題になる?
- まずは加害者にならない
- 被害者になったらどうする?
- 管理組合の役員になったら?
- リフォームするさいに気をつけること
- 買うときはここをチェック
書籍の内容
内容を ざっくりまとめると
マンション・建物内の音には
空気音:空気伝搬音
固体音:固体伝搬音
の 2種類 がある
それぞれの音に関して下にまとめます
空気音 途中に空気の振動を遮るものがあれば小さくなる 話し声・テレビの音・外の車の音など 空気を振動させて伝わってくる音
固体音 音源から遠くなっても 空気音と違って小さくなりにくい 音源の場所が特定しにくい場合がある 力や振動が床や壁や天井に入り 振動として固体の中を伝わり 離れた住戸の空間で聞こえる音 床をドスドス走ったり、ドアを勢いよく閉めたと時の音 風呂場で水を流した時、トイレの給排水音なども 配管や壁を通して振動が伝わった音
騒音の 原因 と 対策
騒音は 固体音 が原因と記載されています
固体音の対策方法
音を出している方
床に マット・ラグ を敷く
使用時間帯を考える
音を受ける方
有効な方法は対策はすくない
管理会社などに相談
と記載されています
管理会社に相談することで
- 音の原因特定を相談
- 音の原因がわかれば低減の相談
- 低減方法 出している人への依頼
- 低減方法 建物構造の改善
ができると思います。
隣人が原因と分かっていて
直接相談するのもできるのですが
関係が悪くなる場合もありますので
そこは場合に応じて対応が必要です
感想
私は学生の頃、もう二十数年前になりますが
大阪市内のワンルームの集合住宅に住んでいました
5階建ての5階で両隣に部屋があり
両隣の話し声・水道の音・その他生活音は
すべて筒抜けでした
ただ、両隣の人は私とは生活時間が異なり
私が部屋にいるときはあまり部屋にいなかったので
お互いの生活音が気になることも少なかったと思います
また、京阪電鉄の駅も目の前で
窓を閉めていても構内放送やベルの音もよく聞こえて
今に比べて結構うるさい環境だったと思います
それでも、気にならなかったのは
人による個人差があるのだと思います
気になりだしてしまうとどうしようもないですが
そうならなかったので、ラッキーだったのでしょう
その他
書籍には他にいろいろ 音について記載があります
簡単なところでは
高いと 小さい音でも大きく聞こえる
低いと 大きい音でも聞こえにくい
があり、感覚的にイメージできると思います
また、
音の大きさ デシベル dBについて
下の表はたまにテレビなどで出てくるので
参考に記載しておきます
dB | 内容 | 備考 |
0 | 人が聞き取れる限界の音 | |
30 | ひそひそ声 | |
40 | 図書館の音 | |
60 | 普通の会話の声 | |
70 | ドライヤー 洗濯機 掃除機 の音 | これ以上は 相当うるさく 感じます |
80 | 電車の音 | |
90 | 怒鳴り声 | |
100 | 工事現場のドリルの音 車のクラクション | |
120 | ジェット機の近距離の エンジン音 |