書籍 夜長姫と耳男 (乙女の本棚シリーズ)を読んだ感想

夜長姫と耳男表紙 書籍

この書籍のタイトル 夜長姫と耳男 は

坂口安吾 さんの 短編小説です

私のブログで 以前紹介させてもらった作品ですが

今回 乙女の本棚シリーズ として

改めて紹介させてもらいます

書籍 夜長姫と耳男 乙女の本棚シリーズ

今回紹介する 夜長姫と耳男 は

昭和時代に発表された 坂口安吾 さんの 短編小説で

イラストを 夜汽車 さんが手がけています

この書籍を おすすめする人
  • かわいい系のイラストが好きな方
  • 少しぞくっとする内容が好きな方

このような方におすすめする書籍です

内容

夜長姫と耳男 の 大まかな内容は、

兎のような長い耳を持つ20歳の男(耳男)は
飛騨随一と言われる匠の弟子でした
あるとき、匠の代理で夜長の里に赴き
長者の娘の護身仏を彫ることになりました
耳男は その長者の娘(夜長ヒメ)の
 美しさ
 強さ
 狂気
に飲まれてしまっていることに気づき
それを押し返す作品をつくるため
一心不乱に作品作りに没頭しました
その作品を夜長ヒメは・・・・

という内容です

感想

夜長姫と耳男 乙女の本棚シリーズ を読んで

小説部分の感想

この作品は 夜長ヒメの不思議さが目立つ作品で

彼女には

 何が見えて

 何に導くのか

など 考えさせられます

そして、夜長ヒメの最後言葉

耳男へ語り掛けたことで

夜長ヒメは自分の使命をまっとうできたのか

と疑問を持ってしまいます

耳男は夜長ヒメがいない世界に残され

その使命を引き継ぐことはできたのかも気になります

イラスト部分の感想

イラストの感想

  • かわいい感じ
  • 背景がきれいだがおどろおどろしい

感じがしました

この作品で、初めて坂口安吾さんの作品を読まれる方には

作品のイメージが伝わるよいイラストだと思います

ただ、

私個人の坂口安吾さんのイメージは

はじめて読んだ作品が 「堕落論」であったので

戦争後の暗さや人間的の強さといった感じがあるので

もう少し 影があり 崩した感じ がほしかったです

でも、

今回の 夜長姫と耳男 の作風もトータルで考えて

夜長ヒメの幼さ と 狂気 を表現するのに

とてもこのイラストはとても良いと考えます

作品は、短編のため すぐに読めてしまいます

幼さ 狂気 などが混ぜられた話で

少しダークな気持ちになりたいときなど

とてもおすすめな作品で

何度も読み返したくなる作品だと思います

紹介作品 購入リンク

今回の作品・書籍に興味を持たれた方は

下のリンクから購入できますのでどうぞ

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